ユリ
花期:5月下旬~7月上旬
花色:白・ピンク・黄色・オレンジ・赤・紫・複色
ユリは花姿や草姿、開花期などがさまざまで、多くの園芸品種があります。
日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが野山に自生しており、古くから愛されてきました。庭植え、鉢植え、切り花に加え、ゆり根を食用にするなど、さまざまな楽しみ方があります。
交配してつくられた品種には、大きく分けて、オリエンタル系(オリエンタル・ハイブリッド)とスカシユリ系(アジアティック・ハイブリッド)の2つの系統があり、このほかテッポウユリ系やササユリやヒメサユリなどの野生種がよく栽培されています。晩夏に咲くタカサゴユリは台湾原産ですが、日本の道端などで旺盛に繁殖しているのをよく見かけます。
球根は外皮で覆われていないため乾燥に弱く、市販される球根はピートモスやおがくずなどに包まれています。球根の下から根がよく伸びているものがよい球根で、鱗片が乾燥してしなびている球根は選んではいけません。購入後は球根を乾燥させないよう速やかに植えつけましょう。

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秋頃 球根の販売
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4~5月頃 芽出し球根を販売
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