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【コラム】ハオルチア

多肉植物の中でも特に人気が高く、ぷっくりとした姿と透明感のある葉が魅力の「ハオルチア」。日光を多く必要とするイメージのある多肉植物ですが、ハオルチアは強い光線を必要としないため、室内の窓辺などで育てるのに最適な植物です。
初心者の方に向けた魅力と育て方のポイントをご紹介します。

ハオルチア
学名: Haworthia
科名・属名: ツルボラン科ハオルチア属
原産地: 南アフリカ
ガラス細工のような透明感を持つ「軟葉系(オブツーサなど)」と、硬くシャープな葉姿が格好良い「硬葉系」など、多様な姿でコレクション性の高さも魅力です。
光を透かす「窓」を持つ神秘的な植物
ハオルチア(特に軟葉系)の最大の魅力は、葉の先端にある「窓」と呼ばれる透明な部分です。原生地では体の大半を土の中に埋め、地上に出したこの「窓」から光を取り込んで光合成を行っています。
レースのカーテン越しなどのやわらかな光に透かすと、まるで宝石のようにキラキラと輝く美しい姿が楽しめます。
上手に育てる3つのポイント
- 置き場所:レースカーテン越しの「明るい半日陰」
強い直射日光に当たると、葉が茶色く焼けてしまう(葉焼け)原因になります。年間を通して、直射日光を避けたレースのカーテン越しの窓辺や、明るい室内で管理するのが理想的です。
- 水やり:土が乾いたらたっぷりと(めりはりが大切)
春と秋の生育期は、鉢土がしっかりと乾いてから鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。葉と葉の間に水が溜まると蒸れの原因になるため、株元に水を与えるのがポイントです。
夏と冬は休眠期・緩慢期に入るため、水やりの回数を控えて乾燥気味に管理します。
- お手入れ:下葉のケアと定期的な植え替え
株元の下葉が黄色く枯れてきたら、病気や害虫を防ぐためにピンセットなどで優しく取り除きましょう。
また、ハオルチアは根が太くしっかり張るため、2年に1回程度、春か秋の過ごしやすい時期にひとまわり大きな鉢へ植え替え(多肉植物用の土を使用)を行うと元気に育ちます。
今回入荷した品種はこちら🌿
– 軟葉系 –
| オブツーサ | ハオルチアの代表格。先端が透明なレンズのように透き通り、光にかざすと輝いて見える大人気種です。 |
| オブツーサ若緑 | 鮮やかで明るい黄緑色の葉が爽やかな品種。丸みのあるぷっくりとした窓が可愛らしい印象です。 |
| ビリフェラ錦 | 透明度の高い繊細な葉に、美しい黄色の斑(ふ)が入った希少感のある斑入り品種です。 |
| レツーサ(特選交配種) | ナイフで切ったような平らで肉厚な「窓」が特徴。バラのような美しいロゼット姿が楽しめます。 |
| 烏城(特選交配種) | 落ち着いた黒っぽいシックなボディと、表面の斑点状の窓が格好良い渋めの交配種です。 |
| エメラリア | エメラルドグリーンのような透明感と輝きを持つ、爽やかで美しい葉姿が魅力的です。 |
| スプレンデンス(特選交配種) | 美しいツヤと繊細な白斑・窓の模様が際立つ、コレクター人気の高い高貴な雰囲気の交配種です。 |
| ミラーボール | 幾何学的に葉が重なり合い、光を反射して輝くボールのような丸い群生美が特徴です。 |
| 祝宴錦 | 明るい緑の葉に白や黄色の縦縞(斑)が入り、お祝い事にもぴったりな華やかな印象の品種です。 |
| ピグマエア(特選交配種) | 葉の表面がザラザラとした肌質(微毛)をしており、マットな質感と透明窓の対比が楽しめます。 |
| ウィミー(特選交配種) | 葉の表面に細かい毛が生えたような質感を持つ品種。落ち着いた色合いと深みのある窓が魅力です。 |
– 硬葉系 –
| 鬼瓦(オニガワラ) | ハオルチアとガステリアの良さを併せ持った交配種。ゴツゴツとした硬質で存在感抜群の見た目です。 |
| 臥牛(ガギュウ) | ガステリア属の代表種。牛が舌を出して寝ているような、厚く硬い葉が対生する渋いフォルムが人気です。 |
| 毛ガニ(特選交配種) | 名前の通り、葉の表面に細かな突起がありザラザラとしたユニークな質感が面白い硬質感のある一株です。 |


【左】軟葉系:ミラーボール 【右】硬葉系:鬼瓦
2026年9月11日 佐藤園芸
