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Oasis79.7 ウチいち!~ハイドロカルチャー~
ハイドロカルチャーとは?
ハイドロカルチャーは、【水】を意味する「ハイドロ」と、【栽培】を意味する「カルチャー」を組み合わせた言葉。
通常、植物を栽培するときには土を使用しますが、植込み資材としてレカトン(下記参照)などを使用した栽培方法のことです。
素材に共通する特徴としては、無数の微細な空洞があり、水分と共に空気も保持できる植物の根にとって良い環境を作りだすことができ、無機質の石を使用するため、根腐れやカビ・害虫の発生を少なくすることができます。
見た目にも清潔感があり、アースカラーのため違和感なく植物のある空間を楽しむことができます。
レカトン
底面の水を上部の根に供給
粘土を約1200℃の高温で発泡焼成した礫(レキ)で、空気と水分を保持することができます。底面の水分を毛細管現象で上部まで押し上げる働きがあります。無機質の素材なので、虫やカビの発生を少なくすることができます。
3種混合
レカトンにパフカルチップ、シリカソイルを混合した、植物がより育ちやすい環境を考えられ、配合された素材。
パフカルチップ:ピートモスを原料に発泡固型化した粒状の素材。レカトンより、水分・肥料成分を保持してくれる素材。(写真中:こげ茶色の素材)
シリカソイル:ガラスを粉末化させ焼成した粒状物(写真中:白色の素材)
社屋内の設置状況
屋外の設置状況
今後、弊社でも、企画・設計・施工を実施していく予定。
新社屋は4月にリニューアルオープン予定。ぜひ、実物を見学しに、足を運んで頂けましたら幸いです。
2024年1月9日 佐藤園芸