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Oasis79.7 ウチいち!~自分でできる庭木の手入れ~
今が切り時! サツキ・ツツジの剪定
「ツツジ」とはツツジ科の植物の総称のことをいい、「サツキ」はツツジ科ツツジ属なのでツツジの仲間の一つです。簡単な見分け方は花の咲く時期!ツツジは4月の下旬から5月の上旬、サツキが5月から6月に開花します。
剪定・刈込みの方法と注意
〇ポイント
ツツジは、花が咲いてから翌年の花芽を付けるまでの期間がとても短いので、少しでも時期が遅れてしまうと花芽を剪定してしまい、「来年花が咲かない」なんてことになってしまう場合があります。
理想的なタイミングは開花(大体8割くらいの花が咲いた頃)から2週間以内、最低でも1カ月以内を目安に剪定するようにしましょう。
「花芽を切るのが怖い」「タイミングがわからない」といって剪定しないと、大きくなりすぎて自分では手に負えない、なんてことになりかねません。また、風通しや日当たりが悪くなるなど病気や害虫の発生や、生育不良の原因になってしまいます。適度に剪定してあげてください。
〇道具
ツツジの剪定には、専用の道具を使うことをおすすめします。
専用の道具であれば植物やご自分に負担を与えず、効率的に剪定作業を行うことができます。
木バサミ・剪定バサミ・刈込みバサミなどホームセンターなどで購入できるので、ご自分に合ったものを探してみてください。
〇方法
ツツジの剪定のポイントは、一回り小さくするイメージで刈込むことです。全体的に「こんな大きさにしたい」というイメージをしてから剪定してあげてください。ツツジが弱ってしまうので切りすぎには注意しましょう。
①樹形をイメージする
この形と決まったものはありません。ご自分の好きなイメージをしてください。
②イメージした形より、一回り小さくなる大きさに切る
イメージした通りに剪定してしまうと、翌年生長した枝の分、イメージより大きく不格好な形になってしまいます。イメージより3cmほど小さくなるように切ってあげましょう。
③内側の枝を切る
枯れた枝や、絡み合った枝など根元から剪定し取り除きます。風通しを良くすることで、害虫が付きにくく病気が発生しにくくなります。また不要な枝を取り除くことによって、翌年の花に栄養を行き渡らせることにもつながります。
④外側の枝を切る
最後に外観を整えます。内側の枝を切ったバランスを最終調整します。時々離れた場所から全体を見て、イメージした樹形に剪定してあげてください。
信州エクステリアフェアのお知らせ
2023年6月3日(土)から6月4日(日)に開催される「信州エクステリアフェア」に出展させていただきます。お気軽にお立ち寄りください。
2023年5月16日 佐藤園芸