本日、ラジオ「FM長野　Oasis79.7　ウチいち！」にてお話させていただきました。
　今回のテーマは「クリスマスローズ」についてです。

　クリスマスローズは【ローズ】とついていますが、バラ科の植物ではなく、キンポウゲ科の植物で【ヘレボルス】という学名です。同じ仲間に、アネモネ・ラナンキュラス・福寿草・シュウメイギク・オダマキなどがあります。色も形も様々で、見ていて楽しいお花です。

　名前の由来ですが、原産地のヨーロッパではクリスマスから年明けに咲く【ニゲル】という種類が、一重咲きの白バラに似ていたことから別名を【クリスマスローズ】と呼ばれるようになったそうですが、日本では【クリスマスローズ】が総称として広まって呼ばれているようです。

　12月から3月頃まで開花株が入荷しており、入手しやすくなっています。また、この時期を逃すと入手が難しくなるので、購入をお考えの方は今お好みの花を選んでみてはいかがでしょうか。

　購入された苗はハウスで栽培されていた苗のため、長野の寒さに慣らす必要があります。夜間など、気温が下がる場合は室内に取り込んで少しずつ寒さに慣らすようにしてあげてください。

　また、長野でも専門の生産者さんが期間限定で直売所など開かれていますので、長野で栽培された一品を探しに行かれてもいいと思います。

2023年2月7日　佐藤園芸